賃金なき戦い

ハードボイルド、イケメン書記

最凶の刺客「大佐」塚本に散る 後編

パート1 
 「大佐」の言い訳は本当に理解出来ない内容で、まるで薬物中毒者精神疾患者なのかもしかするとダブルだったのかも知れない! 
時間にルーズは当たり前!打ち合わせにならないので、打ち合わせという名目で、作業内容を逐一指示!いや指導?むしろ教育と言った方が当てはまる位にガンジガラメで徹底的にシゴイてやった!その甲斐があり職人達は状況を理解してくれ、なんとか軌道に乗ったかのように思えたが、甘かった!工事が進みだした頃に、「大佐」に連絡が繋がらなくなったのだ…! 
 職人達も「大佐」の社員ではなく、あくまでも応援部隊であり 「大佐」と連絡が取れない限り動けないのだ、それには正直困った。 
 「大佐」と最後に話した内容を思い出すと、午前中に資材を取りに行き、午後2時には戻ります。それが「大佐」の最後の言葉だった。2時になっても4時になっても連絡は付かず職人達にも連絡は無く、翌日も翌々日も「大佐」には連絡が取れなかった。その後「大佐」を見た者は誰もいない。 
奴は一体何をしたかったのか全く理解できない、ただ一つの悔いは奴の写メを撮っていなかった事だ!もし撮っていたならこの場に掲載してやったのだが… 
こうして我々を散々悩ましてくれた「大佐」は戦死した、いや敵前逃亡した。
 
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